どうも、なぎです!
URLにはよく「www」という文字列が含まれていますが、wwwって一体何のことを表しているのだろう?と、思ったことってありませんか?
“なぎ”
ということで、今回の記事では【URLでよく目にする「www」の意味について】を初心者の方でもわかるように詳しく解説していきたいと思います!
目次
「www」とは何の略なの?
まず、「www」とは一体何の略語なのか?ということなのですが、「www」はWorld Wide Webという言葉の略語になります。
“なぎ”
ではそのワールド・ワイド・ウェブとは一体何なの?という話なのですが、ワールド・ワイド・ウェブは文書や画像、動画などを公開したり閲覧したりできる仕組みのことを言います。
インターネットの世界では、文書や画像、動画などの情報をごく当たり前のように公開したり閲覧したりすることができます。
これは、ネットにある無数の文書同士がハイパーリンクで結びついているからできることなのですが、この仕組み=ワールド・ワイド・ウェブなのです。
また、その無数に結びついている文書には、動画や画像、音楽など、様々なものを含めることができます。
ちなみに、Webは英語で「クモの巣」を指します。
つまり、ワールド・ワイド・ウェブは「クモの巣のように世界的に広がった文書同士の繋がり」という風にイメージするとわかりやすいかもしれませんね^^
インターネットとWeb(ウェブ)の違い
よく、インターネットとウェブを混合している方がいらっしゃいますが、インターネットとウェブは別物です。
インターネットとウェブの違いについては以下の記事で詳しく解説していますが、ここでも簡単に少しだけ解説しますね!

インターネットとは?
インターネットとは、あらゆる情報を伝達するためのコンピューター同士の繋がりのコトです。
つまり、コンピューター同士の繋がりのネットワークこそが「インターネット」なのです!
Web(ウェブ)とは?
ウェブとは、インターネットにある多くの機能の内の1つです。
インターネットの情報伝達のための機能には様々なものがあります。
電子メールやファイル転送、IP電話やクレジットカード決済、スカイプなどもインターネットの機能の内の1つです。
ウェブの世界については、以下の記事でさらに詳しくまとめてあるのでご興味がある方はぜひご覧ください。

ウェブページが表示されるまでの流れは?
ウェブページが表示されるときには、Webクライアント(閲覧する側)とWebサーバー(情公開する側)で、その情報のやり取りが行われます。
まず「このウェブページ見せて!!」と、Webクライアント(閲覧する側)がWebサーバーにリクエストします。
リクエストすると、「どうぞ!!」とWebサーバーがそのウェブページの情報をWebクライアント(閲覧する側)に返信してくれるという感じです。
そして、Webサーバーから情報を受け取って、それを表示するときに必要なのが「ブラウザ」と呼ばれるものになります。
ブラウザとは?
ブラウザとは、簡単に言うとWebクライアント側(閲覧する側)がウェブページを快適に見るのを手伝ってくれるアプリケーションのことです。
「Webサーバーがくれた情報」というのは、そのままの状態だとコンピューター向けの言葉で、ただ文字が並んでいるだけです。
“なぎ”
そのコンピューター向けの言葉を人間用の言葉に変換してわかりやすく表示してくれるのが、この「ブラウザ」になります。
ブラウザで有名なものには以下のようなものがあります。
- インターネット・エクスプローラー
- グーグルクローム
- Safari
- Firefox
個人的に僕はブラウザに関してはGoogle Chromeを薦めていますが、詳しくは以下で解説していますので、興味がある方はぜひご覧ください^^

実際にURLを読み解いてみよう!!
ここまで読み進めてきて、ネットの仕組みが少しずつわかってきたかと思いますので、次は実際にURLを読み解いていきましょう!
①プロトコル名
一番左は「プロトコル名」を表しています。
プロトコルについての詳細はそんなに知らなくて大丈夫ですが、あえてざっくり説明すると、「プロトコル」はインターネットで情報のやり取りをする上での共通マニュアルみたいなものです。
マニュアルなしにやり取りをすると、予測不能なエラーなどが頻繁に起こる可能性があるということで、ネット上で共通して決められた取り決めが「プロトコル」です。
“なぎ”
②ホスト名+③ドメイン名
ホスト名+ドメイン名で「接続するサーバー」を指定しています。
今回の例ではホスト名が「www」になっていますが、それ以外のホスト名を設定することもできますし、あらかじめ設定しておくことで「www」を省略することもできます。
つまり、上記画像にある「https://www.nagi-ftm.tokyo」というURLだけでなく、「https://nagi-ftm.tokyo」というURLでも同じサイトにアクセスすることができる、ということですね!
“なぎ”
また、ドメイン名については以下の記事で解説しているので、ご興味のある方はぜひこちらも合わせてご覧ください。

④パス名
上記の画像ではドメイン名の後ろに「example/wp」と書かれていますが、これは、情報を保管しているサーバーのどこにファイルが入っているのかを表しています。
例えば、「nagi-ftm.tokyo」が会社だとしたら「example/wp」は部署名みたいなものになります。
つまり「nagi-ftm.tokyo」という会社の「example/wp」という部署に、その目的のファイルがあるよー!というのを表しているわけです。
もちろん現実の会社と同様に部署はたくさんあってもいいですし、逆に全くなくても問題ありません。
“なぎ”
⑤ファイル名
最後にある「index.html」は読み込むウェブページの【ファイル名】を表しているのですが、これを先ほど例にした会社で考えると、ひとりひとりの社員さんがこのファイルみたいなものになります。
よりわかりやすくするために「https://www.nagi-ftm.tokyo」というURLの構図を会社に例えた画像をご用意したので、以下の画像をご覧ください。
つまり「https://www.nagi-ftm.tokyo」というURLでは、「nagi-ftm.tokyo」という会社の「example/wp」という部署の「index.html」さんのファイルが表示されている、ということですね!
まとめ
今回はかなりのボリュームの記事になってしまいましたが、これでなんとなく「インターネットの世界やURLの構造」がイメージできてきたかと思います。
あまり難しく考えなくても「インターネットの世界」を少しでもイメージができれば、この先の知識の吸収率が格段に良くなります。
文字で理解しようとするのではなく、なんとなくでもいいのでインターネットの世界の構図を頭でイメージできるようになることから始めてみてくださいね!
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